こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『陸上自衛隊射殺事件から考える』
という内容で書きます。
陸上自衛隊の岐阜の射場でとても悲しく痛ましい事件が起きました。
亡くなられた2人の隊員には深くご冥福をお祈り申し上げます。
また、ご家族の方々にはご愁傷さまでございます。
私は昭和時代に第35普通科連隊で新隊員教育を受けました。
そして射撃は岐阜の日野射場で行っていました。
正に事件が起きたその場所です。
私も自衛隊の教育隊に入隊した頃は、今までの日常と大きく環境が変化したことに驚いていましたが、『ここで耐えれなかったら世の中では通用しない』と思って覚悟していました。
私の場合は大学を中退して自衛隊に入隊しましたので、背水の陣を引いていました。
その部分では精神的には強い決意がありました。
しかし、入隊すると慣れない集団行動には戸惑いました。
トイレと睡眠時以外は、全て他人の目があるからです。
つまりプライベートな空間や時間が全く無いといってよいのです。
それを助けてくれたのは、やはり同期の隊員でした。
色々な悩みを話したりして心を軽くするようにしていました。
教育隊の助教(上官)ともノートを交換していて、いつも励ましてもらいました。
今回、事件を起こした18歳の自衛隊候補生は高校生活の大事な3年間をコロナ禍で過ごしています。
それこそ、人と人とのコミュニケーションが少ない環境でした。
それはかなり影響があるのではないか?と思っています。
自分独りだけで過ごす時間の長い状態の環境から、いきなり10人以上が一部屋の集団行動の環境の変化になります。
自衛隊は団体行動で団体責任なので、皆と合わせれない者は苦労すると思うのです。
体力的な面を危惧される一般人の方は多いと思いますが、体力的なことは常に団体の平均で行動していますので、これはクリアーできる隊員はほとんどです。
今の時代は一人部屋で育っている者が多いので、そんなものは無い自衛隊では精神を安定させるには難しい人もいるはずです。
私はそれは感じていましたが、割とすぐに慣れてしまいました。
体力はドンドンついていきますし、訓練にも慣れて要領もよくなっていきます。
ただ唯一変わらないのは、プレイべーと空間が無いということです。
つまり自衛隊の環境に早く慣れてしまえば良いのです。
今回、射殺事件を起こしてしまっ18歳の自衛隊候補生は心が解放できていなかったと思います。
コロナ禍もあり、高校時代にコミュニケーション能力を高めることができなかったのではないか?と思うのです。
しかし、彼以外の隊員は自衛隊の教育隊に順応できているので、やはり彼自身に何らかの精神的な問題があったのかもしれません。
私は元の職場でしたので、今回の事件で深い悲しみを感じています。
どうしようもない『やりきれない気持ち』があります。
自衛隊は兵器(武器)を扱っています。
命の危険性は常にあります。
私の同期も弾薬の爆発で亡くなった者もいます。
今回の事件は決してあってはいけない事件です。
確り事件を解明して頂き、次の自衛隊員の教育に生かして欲しいと願います。
そして、再びですが亡くなられた隊員のご冥福をお祈り申し上げます。
『陸上自衛隊射殺事件から考える』
という内容でした。
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