こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『長生きが幸せですか?』
という内容で書きます。
当院に通院する人達が自分の親の苦悩を話されました。
1人は96歳の女性(母親)、もう1人は94歳の女性(母親)の話です。
2人(母親)とも毎回会う度に『死にたい。いつ迎えにきてもらえるのか…』と訴えるそうです。
2人とも90歳頃は、まだ元気で自分のことは自分でできたそうです。
それが年々とできないことが増えてきて、認知症も少しずつ進んでいるそうです。
できないことが増えて、やれないことをしようとするので、家族・親族の方も大変です。
96歳の女性も94歳の女性も介護施設には入っていません。
まだ介護認定が要支援で入所できません。
96歳女性は一人暮らしで『お金がかかっても入所したら…』と家族が話しても、本人は介護施設には行きたがらないのです。
要介護3になれば、もう介護施設に入れて頂けます。
1人暮らしは不可能ですし、家族でも自宅で支えるのは介護する側にも無理が生じると思います。
本人も正常な判断ができなくなっているかもしれません。
高齢になれば身体のどこかが弱くなっていきます。
それが脳であったり、内臓器であったり、血管・神経系であったり、骨・筋肉系であったり…するだけです。
どこから先に弱くなるか?分かりません。
若い頃よく動けた人で、何年も1人暮らしをしてきた人程、自分が何もできなくなることに辛さや苦しさや情けなさを感じていることと思います。
そしてそれを家族や親族に指摘されてしまう…と本当に(生きることが)嫌になってしまうのです。
『できなくなっている』ことは本人が一番分っているからです。
私は健康体ですが今からでも『できなくなる自分』を考えることがあります。
まだまだ先と思っていても、年々と体力が落ちることに自覚があるからです。
『動けなくなって長生きは嫌だ』と常に思っています。
日本は高齢化が世界一で、寝たきりの人が世界一だそうです。
これは褒められたことではありません。
長生きすることが幸せと思われていましたが、そうではないのです。
『健康で長生き』と言われますが、『健康寿命』は平均寿命より男性は9歳マイナスで女性は12歳マイナスになります。
男性は70代前半、女性は70代半ばが『健康寿命』なのです。
『健康寿命』は自分のことが他人の力を借りず、独りでできる年齢です。
先の96歳の女性や94歳の女性は健康寿命から20年も経過しているのです。
それは『生きることが辛い』ですよね。
時代はもの凄い速さで進化していますが、高齢者はドンドンと時代の進化から取り残されていくのです。
私は自分の『人生の寿命』が『健康寿命の辺り』で良いと思っています。
もう、物は増やさないことにしています。(断捨離しています)
皆さんもそれぞれに一度考えて下さいね。
『長生きが幸せですか?』
という内容でした。
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