こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『圧迫骨折を甘くみない方がいい』
という内容で書きます。
75歳になる女性が腰の圧迫骨折で来院しました。
女性はただの腰痛であるように思っていました。
圧迫骨折なんて想像もしていなかったようです。
自宅で米袋(15キロ)を引きずった後に痛みが出たそうです。
その時は、それほどの強い痛みではなかったのです。
数時間後に痛みが出て、翌日は強い痛みになっていました。
女性は1人暮らしで家事は全て自分で行っていました。
お米も配達をしてもらっているようで、配達者に家の中まで入れて頂いて、お米の袋から1日に必要な分だけお米を炊いていたのです。
いつも通りのことをしていたので、特にそれが悪かったと思っていなかったのです。
75歳以上の女性は『ちょっとした動作で腰の圧迫骨折はありえる』のです。
洗濯物カゴを持ったとき、灯油タンクを持ったとき、お米を持ったとき、幼児の孫を抱いたときなど、簡単なことで圧迫骨折は起きます。
骨粗鬆症に大半の人がなっているので、大きな原因になります。
また、若い人の骨はしなりがあり弾力があり軟らかく動けますが、ご年配者は骨がしならず弾力は消え硬くなり動きずらくなるので、骨折しやすいのです。
若い人の骨が中身が詰まった竹とするれば、ご年配者の骨は割り箸(中身がスカスカで弾力が無い)と同じです。
ご年配者の骨は『直ぐに折れてしまう』ということです。
あまりにも普通な日常生活で腰の圧迫骨折が起きるので、気が付かないのです。
毎日している仕事や動作だと分からないのです。
実はいつでも圧迫骨折が起きてもおかしくない状態に、ご年配者の骨はなっているのです。
治療は腰にコルセットを巻いて2カ月間ほど安静です。
徐々に痛みは止まってきます。
ただ、圧迫骨折をした腰は元の状態には戻りません。
なぜ戻らないかというと、骨が潰れた状態でくっついてしまうので、その分だけ身体が前かがみになってしまうのです。
つまり猫背の姿勢になります。(腰から二つ折れ)
すると足の歩幅が出なくなり小股で歩くようになるので、膝がO脚になり膝の内側の軟骨から骨が減っていき水が溜まるようになり、膝関節症になってしまいます。
猫背になると首の角度も変わり、カーブがきつくなるので首痛や肩凝りにもなります。
小股で歩くと、自宅の敷居や車止めや道路の小さな段差でつまずくことも起きます。
このように圧迫骨折になってしまうと、日常生活がしずらくなってしまうのです。
皆さんも『圧迫骨折を甘くみない方がよい』です。
先ずは信頼のおける『MRIのある整形外科』に行かれることですよ!
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