『痛みが強いと脳が錯覚をする』

こんにちは。

 

大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、

『腰のプロフェショナル』

無痛整体源喜堂です。

 

痛みが強いと脳が錯覚する

という内容で書きたいと思います。

 

当院に70歳代の女性が、左腕の痛みで来院しました。

動かすと強い痛みで、左腕が上がらないと言われます。

痛みが出たのは1週間前だそうです。

 

当院に来院する前まで、接骨院で治療をしていました。

1週間、毎日通院しても腕は上がらないのです。

 

接骨院では軽くマッサージのようなことをして、電気治療と白シップでした。

痛みが軽くなるところか、ドンドンと悪化して、夜も眠れない程の痛みになってしまいました。

とうとう、これではいけないと思い、当院に来院されました。

 

女性は特に何かをして、痛みが出た記憶が無いようです。

ただ、右腕が同じように痛かった時があり、左手や左腕でかばっていたようでした。

右腕は自己治癒力で数日で治ったそうです。

 

左腕は右腕より、痛みが強く上がらなくなったので、接骨院に行ったという訳です。

しかし上記のように逆に悪化してしまったのです。

 

接骨院はもともと、骨折やヒビや捻挫等で通院するところです。

骨折やヒビや捻挫は患部が腫れますので、まず冷して患部の炎症を抑えます。

それで、消炎鎮痛剤の白シップ(冷える)を接骨院は使用するのです。

 

これが女性の左腕の症状には間違っていたのです。(今回は適応でない)

女性は記憶にない事で、腕の痛みがでました。

患部が腫れてなく、骨折やヒビや捻挫をしている訳でもありません。

 

このような場合は、温めないと快復しません。

丁度女性が痛みを感じた日から、外気温が下がっていたのです。

左肩と左腕が非常に冷えているのを、私は感じました。

 

女性は記憶にないところで、左肩と左腕を冷していたようでした。

もう一つは、本当に軽い肩関節のズレを感じました。

これは直ぐに正常な位置に戻しました。

 

私は女性に左肩と左腕を温めることを指導しました。

日常的に衣類の上から貼るカイロをすることを指導しました。

 

すると女性の左腕は、2回目の通院で頭上まで上がるようになりました。

まだ少し痛みがあるようですが、かなり動くようになりました。

 

ところが3回目にまた、上がらなくなりました。

私は女性が非常にゆっくりと、腕を挙上するのに気が付きました。

 

『痛い』と思うから、動かすのが恐くてゆっくり動かすのです。

女性の脳が痛みを記憶しているので、『動かすと痛い』と錯覚してしまっているのです。

 

『○○さん、もっと早くヒョイと腕を上げてみて下さい』と私が女性に話しました。

女性は疑うことなく、同じようにヒョイと腕を上げました。

すると・・・簡単に頭上まで上がるのです。

 

『あれ、上がる!嬉しい!』

女性は驚いています。

 

人間はゆっくり動作をする方が大変です。

筋肉に無駄な力が入り、逆に動作がぎこちなくなります。

無意識に上げると、簡単に動作ができるのです。

 

女性の脳は『痛いので腕は上がらない』と錯角していたのです。

すでに腕は治っていたのに・・・

人間の身体は不思議ですね!

 

『痛みが強いと脳が錯覚する』

という内容でした。

 

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