こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『鉄剤注射』と言われても、ピンとくる人は少ないかもしれません。
『貧血を治療』するためもものです。
鉄剤注射を打つと、血中の酸素を運ぶヘモグロビンが増え、持久力が向上する効果があるのです。
ドーピングには当たりませんが、打ったらタイムが20~30秒速くなるそうです。
実はこれを『高校の陸上の長距離選手が使用』しています。
肝臓や心臓に鉄剤が沈着して、機能障害が起きる恐れがあります。
『一部の高校駅伝強豪校は鉄剤注射を継続して使用』していたのです。
今年から鉄剤注射禁止が決まったそうです。
当たり前の話ですが、理由が間抜けです。
『一部の学校の行為が高校駅伝の価値や意義を落としている』
というものです。
選手の身体の問題より、組織のメンツです。
選手の身体の方が大切でしょ。
昨年も各スポーツで、理事長、監督、コーチの問題がありましたが、この人達(指導者)は、選手の身体(心身)のことなど、何も眼中にありません。
選手の身体は『使い捨ての物扱い』です。
私は自分の子供にこんなことをされたら、タダではすませません。
日本陸連の医事委員長は、
『鉄剤注射は医学的適用が定められているもので全て禁止することはできない。選手、指導者の希望によつものは禁止であるということ』
と説明されておられますが、この説明は当たり前のお話です。
つまり『医師が認めて必要な場合に限る』ということです。
全日本中学校選手権と全国中学校駅伝の出場選手でも鉄剤注射の使用もあり、低年齢層からの使用に『指導者の資質向上が必要』
と言われる理事もいるのです。
先ほども書きましたが、理事長、監督、コーチという『指導者の資質による』ということです。
覚醒剤や大麻は違法ですが、危険ドラッグも違法になりました。
陸上選手もドーピングで無くても、鉄剤注射も原則は禁止するべきは当たり前です。
身体を病気(肝臓・心臓)にさせるものを、わざわざ若年者の身体に入れるのですから。
(医師に選手の体調を申請し、許可されたものが鉄剤注射をする)を例外としてです。
昭和時代の東京オリンピックで円谷幸吉選手がマラソンで3位に入りました。
後に円谷幸吉選手は自殺をしてしまいます。
『もうすっかり疲れ切ってしまって走れません・・・』という言葉を残して。
指導者だけの責任では無いですが、『指導者の資質は大切』です。
『勝つための鉄剤注射は危険』
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