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『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
パソコン作業や読書などを続けると、目の疲れを自覚する人も多いと思います。
眼精疲労はかつて目のレンズ(水晶体)の厚さを変えて焦点距離を調節する毛様体筋の疲労と考えられてきました。
しかし最近になって、実は脳の自律神経の疲労が眼精疲労に大きく関わっていることが分ってきました。
太古の昔から肉食動物は、狩猟の時は遠くを見て獲物を探す必要がありました。
狩られる側である草食動物たちも、少しでも早く危険を察知するために、常に遠くへ意識を張り巡らせておかなければなりませんでした。
これは狩りや農作業をする人間にも当てはまります。
動物は、緊張状態にある時は脳が交感神経優位となり目の焦点が遠くに合う様に解剖学的に設計されているのです。
逆に、母親が赤ちゃんの顔を見ながら授乳する時のように、リラックスした状況、つまり脳の副交感神経が優位な時は目の焦点が近くに合うようにできています。
ところがこの数十年、人間だけがパソコン作業や事務作業で近くを見ながら、緊張して仕事をするのが一般化しました。
脳を交感神経優位な状態に保ち、かつ、目の焦点を近くに合わせておく必要が生じたのです。
人が近くを見るには、他の動物と同様に、脳の副交感神経が目の毛様体筋を刺激しなければなりません。
しかし、パソコンを使うには交感神経を緊張させなければ仕事にならない。
すなわち、目に対して副交感神経を働かせる一方で、脳の内部は交感神経を優位なるように制御する、という矛盾が生じるのです。
こうした無理難題に長時間対応していると、脳の自律神経中枢が疲弊してしまいます。
これが眼精疲労の原因です。
その証拠に、眼精疲労の症状は、肩凝り、頭痛、頭重感、ドライアイなど、自立神経失調症の症状と一致します。
※眼精疲労を自覚した時は、目を休めるだけでなく、脳そのものを休めることが重要なのです。
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