『小学高学年から中学生の腰痛』

こんにちは。

 

大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、

『腰のプロフェッショナル』

無痛整体源喜堂です。

 

最近の小学生は体格が大きいです。

もちろん中学生も大きいです。

第二次世界大戦頃の日本成人男子平均身長は155㎝~160㎝程度でした。

当時の記録によって多少の誤差があります。

 

現在の成人男子は平均で約171㎝ようです。

食べ物が欧米化して肉食が増え、体形が大型化しているのだと思います。

身体は大きいが身体能力やスポーツ能力の平均は低下しています。何故???

 

オリンピックで金メダルを取れるような選手は、特別な最新科学トレーニングを積んでいます。

ほんの一握りの特別な選手です。

このような人は例外にして下さい。

 

平均的身体能力は身体の小さい時代より、大きくなった現在の人が劣ります。

経済的に恵まれて便利になり、日常生活の中で身体を使うことが少なくなりました。

お風呂や洗濯も、何時間もかかっての仕事でしたが、スイッチ1つで簡単にできます。

 

農作業も相当な労働でしたが、全て機械化されて人間の筋力も衰えました。

身体を使う必要が無いので当たり前です。

なのに身体は大きくなっています。

ウドの大木というわけです。

(身体は大きいが使えない)

 

子供のスポーツにしても親の送迎付き。

飲食や草取りまで至れり尽くせりです。

親が全てお膳立てをして、その上に子供が乗っかかってスポーツをしています。

これでは昔より身体能力が劣っても仕方がありません

基礎体力が不足しています。

 

凄く長い前置きになりましたが、小学生の高学年から中学生時に起きる腰痛として、『腰椎分離すべり症』があります。

筋肉と骨の成長バランスが崩れるのが大きな原因になります。

補足でこれに対し、『腰椎変性すべり症』は高齢者女性に多いです

骨が変形して起きる症状です。

 

野球の守備などで突然に腰分離椎すべり症になった場合は、その場から動けなくなります。

骨と骨とが上下に分離し前後にすべります。

痛みが強くて動けなくなります。

 

身体は固まったような状態になり、そのまま整形外科に直行です。

消炎鎮痛剤かブロック注射をします。

コルセットなどを巻いてしばらくは安静です。

(1~2ヵ月程度が目安です)

手術もありますが、先ず稀です。

 

分離すべり症は、筋肉と骨の成長のバランスの悪さで、身体の急な成長が要因でした。

筋肉が骨を支えたり引っ張ったりするので、急成長に骨の成長がついて行けません。

小学生高学年から中学生の腰痛はこうして起きてしまいます。

 

椎間板ヘルニアもよく起きる症状ですが、分離すべり症は、この成長期によく起きることを覚えておいて下さい。

 

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