『捻挫は骨折より恐い』

こんにちは。

 

大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ

『腰のプロフェッショナル』

無痛整体源喜堂です。

 

『先生、足首の捻挫がなかなか治りません』

『先生、骨折の時より捻挫は治りが悪いです』

『先生、脱臼と亜脱臼は捻挫ですか?』

こういうお話しは、よく出ます。

 

『捻挫』は、

関節の可動範囲を超えて、関節が脱臼や亜脱臼し、

靭帯が損傷した状態です。

簡単に言えば、関節がズレて、関節の靭帯が傷がついた

と思って下さい。

 

『骨折』にも単純骨折、亀裂骨折、複雑骨折、粉砕骨折など

色々あり、1ヵ月程度で完治するものもあれば、

3ヵ月近くかかるものもあります。

 

骨折は、石膏などで固定したりギブスで固定したりします。

足の場合ですと、松葉杖をついたりしますから、

多くの人が用心をして治します。

だから予後(治療後)が良いです。

 

 

『捻挫』では、完全脱臼ですと、

筋肉や腱や靭帯も断裂しています。(程度の差はあります)

内出血しますから、紫色に大きく腫れます。

先ずはアイシングをします。(冷やします)

それで、これもしっかり固定されます。

装具やギブスの固定があります。

患者さんは固定の間は用心します。

ここまでは、良いのです。

 

◎『問題は固定する、装具やギブスが外れた後です』

(捻挫が比較的軽い場合においても同じです。)

『骨折』は装具が外れた時は、骨自体は完治に近いです。

『捻挫』はこれからと思って下さい。

 

『捻挫』は靭帯を損傷すると言いました。

靭帯は関節の可動域を決める紐みたいなものです。

伸びたり縮んだりはしません。

伸びてしまうと、操り人形の手足のようにプラプラに

なってしまいます。

ですから、ある一定内に制限されているものです。

それで間接がズレないで、確り固定が出来ます。

 

筋肉や腱(筋肉の束)は伸びたり縮んだりが出来ます。

勿論、切れた場合は縫合してリハビリでストレッチ等をし、

徐々に元の状態まで伸ばしていきます。

 

『捻挫』による『靭帯断裂』は程度に差こそあれ、

足首や膝の固定装具はしっかりしたものから、軽いものに

段階別に変えて、長期間にわたって治す必要があります。

私なら次のようにします。

〇一般人なら3ヵ月以上。

〇アスリートなら半年から1年間。(靭帯にかかる負担大)

 

それくらい長期でしっかり治さないと一生涯に渡り、

何かしか痛みの出る状態になります。

なぜなら、中途半端の固定になってしまったからです。

アスリートなら怪我で引退になります。

 

私は永年、整体をする中で、

◎『捻挫による靭帯断裂は、骨折より恐い!』

と思っています。

皆さんも捻挫はしっかり治して下さい。

 

無痛整体源喜堂へお問い合わせはこちら

 

 

 

 

 

 

 

コメント