こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『幸せの価値観、2%の幸福感で生きている人』
という内容で書きます。
これは私が友人から聞いた話です。
世の中には『2%の幸福感で生きていける人がいる』というのです。
残りの98%は『自分のやることだけに気持ちを集中している』のだそうです。
友人はミャンマーに仕事で行っていました。
ミャンマーは現在、軍事政権で治安はよくありません。
女性や子供は本当に気を付けないといけません。
電気なんかも停電が日常茶飯事に起きます。
飲み水の環境が悪く『視覚障害者』が多いようです。
視覚障害者がお店(飲食店)に来られると、皆がそっと手を貸すそうです。
それが当たり前のように自然に行われているそうです。
非常に精神性の高い人々だと友人は感心していました。
ミャンマーの人達が日本に介護の仕事で来られています。
他の国の人達より非常に評判が良いです。
先ほどの視覚障害者に手を貸すように、精神的に高いのでしょう。
本題はここからです。
皆さんは『国境のなき医師団』という名前を聞いたことがありますよね。
『国境のなき医師』は、紛争や災害、貧困などにより命の危機に瀕している人々に医療を提供する国際的な民間の医療・人道援助団体です。
『人道支援』は他人の一部を助けることを意味するに対し、『人道援助』は全面的にその活動を助けるこを意味します。
活動内容は・・・
・難民キャンプでの診療、予防接種、健康教育
・紛争地での外科治療・心理ケア
・栄養失調が深刻な地域での栄養治療食や栄養補助食の提供
・大規模な地震や洪水などの緊急事態への対応
・途上国のへき地での医療の提供
友人は帰路の飛行機で一緒になったその『国境のなき医師団』の50代後半の女性医師と話をしたそうです。
現地はゲリラ等も出るので身を隠しながら、医療活動をする毎日だそうです。
いつ、自分の命が危険にさらされるか分からない状況らしいです。
そんな中、怪我をした女の子を抱えてお父さんが長い距離を歩いて診察に来ました。
みるからに『もう女の子の状態は命が助からない』状況であったようです。
手は尽くしてみましたが、やはり命は助からなかったそうです。
女性医師はその内容を丁寧に父親に伝えたそうです。
すると父親は涙を流しながら『診て頂いてありがとうございました』と女性医師に頭を下げてお礼を言われたそうです。
皆さん、日本人と全く違いますよね。
こんな状況で文句や罵声を飛ばす日本人と、感謝をするミャンマー人の違いです。
経済的に貧しくとも、苦しい状況下でも感謝を忘れることがないのです。
医師はこのとき『本当にこの人道援助の仕事にたずさわれてよかった』と幸せを感じたそうです。
もちろん女の子の命は救えなかったのですが父親からの『ありがとう』の言葉を聞けたことで報われたそうです。
紛争地では命を落とす人や怪我をする人は毎日のように出ます。
命の尊さを実感しているからこそ、命と向き合えたときに、『ありがとう』の一言に報われる幸せを女性医師は感じたのでしょう。
これが『2%の幸福感』です。
しかし98%は人が亡くなる現実と隣り合わせです。
そこをたった『2%の幸福感』を感じながら医師として人道援助をしながら命を繋いでいるのです。
日本に一時帰国しても長い年月は日本にいられないので、アルバイト医をしながらお金を稼ぎ、またミャンマーに行かれるそうです。
美容整形や自由診療で高額な医療費を得て、日本で贅沢な暮らしをしている医師がいると思えば、人生の全てを『命を救うためだけに』捧げている医師もいます。
先の女性医師は日本で5人目くらいに『国境のなき医師団』になったそうですが、貯金なんて何もないそうです。
『幸せ』の価値観は人それぞれ違うと思います。
ただ『人生を生き切る、命を使い切る』という点では先の女性医師は日本で贅沢な暮らしをしている医師よりも、何万倍も深い人生を過ごしていると思います。
皆さんはどうおもわれますか?
『幸せの価値観、2%の幸福感で生きている人』
という内容でした。
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