こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『骨粗鬆症でなくても高齢者は骨折します』
という内容で書きます。
上皇后様がお住まいで転倒され大腿骨骨折をされました。
90歳になられるご高齢ですので仕方がないことだと誰もが思うところだと思います。
しかし上皇后様は骨粗鬆症ではなかったのです。
では、なぜ上皇后様は大腿骨骨折をされてしまったのでしょうか?
不思議ですよね。
先ず骨粗鬆症について少し説明をします。
骨粗鬆症とは、骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症の主な原因は女性ホルモンの減少や加齢です。
そのほか、栄養バランスの偏り、遺伝、生活習慣なども関係しています。
予防や早期発見のために、40歳以上の閉経後女性では数年に一度は骨密度を測定することが推奨されています。
骨密度の低下に気付いた場合は、なるべく早い段階で食生活の工夫や薬物治療による骨密度の改善が大切になります。
骨粗鬆症の予防には、バランスのよい食事、適度な運動、日光浴などが効果的です。
骨粗鬆症の説明は理解できたと思います。
では、なぜ骨粗鬆症でなくても高齢者は骨折してしまうのか?
それは、骨自体の柔軟性に問題があるのです。
若い頃の骨は中身がつまっている『竹』のようなものだと思って下さい。(実際の『竹』は中身が空洞です)
『竹』は柔軟性があり、なかなか折れることがありません。
これが高齢者になると骨粗鬆症になるので、骨に小さな空洞ができて脆く弱くなります。
そして柔軟性が無くなるのです。
そこで『割り箸』を想像して下さい。(中身が脆く柔軟性が無い)
簡単に折れてしまいますよね。
中身のつまって柔軟性がある『竹』と中身がスカスカで脆く柔軟性が無い『割り箸』の差です。
この説明で分かりましたか?
いくら骨の中身がつまっていて、骨粗鬆症でなくても、骨の柔軟性が無くなれば骨は折れてしまうのです。
では、どうせ骨折するなら骨粗鬆症の予防などしなくても良いのではないか?ということになると思いますが、それは間違っています。
骨粗鬆症になっている人は骨密度がある人に比べて骨折の回数が増えてしまうので、身体のあちこちで骨折が起きて、歩いたり動けなくなってしまうのです。
高齢者で多いのが腰の圧迫骨折ですが、圧迫骨折をすると動けなくなるので、急に老け込んでしまう人が多いのです。(介護が必要になる)
上皇后様の骨は骨粗鬆症でなくて丈夫であったので、骨の再生能力が強いです。
すると早くリハビリが始められ早期回復ができるのです。
なので骨は丈夫にしておく必要があり、骨粗鬆症の予防は必要なのです。
『骨粗鬆症でなくても高齢者が骨折する』のは、『骨の柔軟性が無くなる』ということでした。
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