『稼いで稼いで早死にした保険屋さん』

こんにちは。

 

大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、

『腰のプロフェッショナル』

無痛整体源喜堂です。

 

稼いで稼いで早死にした保険屋さん』

という内容で書きたいと思います。

 

ある生命保険会社の女性の方が来院されました。

非常にお疲れで、頭痛に肩こりと腰痛が常にある状態でした。

 

女性は私に無理な生命保険の勧誘は一切しませんでした。

私の方から何か言いだすのを待っていた様です。

 

私はその後、女性の生命保険に入ることになります。

私の希望を聞いて、私の生活に合ったように真剣に考えて下さりました。

 

私の誕生日には、必ずお花を持って自ら届けて下さいました。

偶然にも女性と私は、年代は違いますが同じ月日に産まれていたのです。

 

私は長生きできないですが、先生は長生きして下さいね!』

この言葉は、生前に何度も女性から聞いた言葉です。

 

自分の未来を予知したような言葉でした。

その女性の両親は、癌で比較的早くお亡くなりになっていたのです。

 

女性は会社では、とても優秀な成績を収めておられる方でした。

自宅もご近所の中でも目立つ、立派なものでした。

子供さんも3人、私立の大学に通学され就職されました。

 

ご主人さんは、自分の稼いだお金は自分で好きなように使っておられる様でした。

ご主人さんは、商社で働いている様でしたが、自由に生きておられる様でした。

 

女性は自分の稼いだお金で生活費を全て廻しておられたと思います。

子供の教育費、自宅の購入、車の購入、日常の生活費等です。

私なんか到底足元に及ばないほど働き、稼いでいたと思います。

 

そして・・・

女性は50歳前後に癌で亡くなってしまわれました。

女性の言葉通り、長生きすることはできませんでした。

 

何の為に働き、何の為に稼ぐのかな~』

と、私はその当時に真剣に悩んだことを思い出します。

 

女性は自分の贅沢には、一切お金は使わていませんでした。

家庭の為や、子供の為に一生涯を捧げたような感じです。

 

自分の会社の生命保険で、自分の癌治療の治療費は出ますし、死亡保険金は残された家族に沢山入ったと思います。

私は何とも言えない気持ちになりました。

 

『女性の命を持って残された遺産を、残された方々がどのような思いで使わていくのか?』

その家の勝手ではありますが、その遺産で家族争いが無いことを望みます。

 

諸行無常・・・。

 

私は個人的な意見ですが、子孫に残すものは遺産(財産)では無くて、『生きる力』だと思います。

遺産をいくら残しても、子孫が能力が無ければ、すぐに消えて無くなりますから・・・

 

生きる力』は生きている限り無くなりません。

 

稼いで稼いで早死にしてしまった保険屋さん』

という内容でした。

 

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