こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『捻挫と亜脱臼はセットです』
捻挫というのは関節で起きます。
肩、肘、手首、膝、足首の関節が主に多いところです。
上記の関節周囲の腱(筋肉)や靭帯などに傷が入り痛めます。
関節が亜脱臼するというのは、関節が正常な位置に無く、ズレています。
家に引き戸があるとしたら、引き戸が溝から少しズレて、キィキィと変な音がします。
車のスライドドアが上手く開かなく、ズレてギィギィ音がします。
これが人間の関節の亜脱臼と同じと考えて下さい。
人の関節が亜脱臼(ズレ)すると、その周囲で関節を保持している腱や靭帯に傷がつきます。
そして関節を動かすたびに、痛みが出ます。
腱や靭帯が部分断裂する(傷がつく)と、内出血します。
紫色に腫れあがり、強い痛みが生じます。
これが『捻挫』になります。
『関節の亜脱臼と捻挫というのはセット』で考える必要があります。
関節が亜脱臼していれば、関節(腱や靭帯)の捻挫です。
関節(腱や靭帯)が捻挫していれば、亜脱臼しています。
余談になりますが、骨折の中で一番重症なのもので、粉砕骨折というのがあります。
正に、骨が粉々に細かく骨折してしまうものです。
非常に長期間の治療が必要になり、症状によっては、手術で人工骨や義手や義足になる場合もあります。
この粉砕骨折は極めて重症ですが、普通の単純骨折や複雑骨折や亀裂骨折程度なら、骨折は予後が良いです。
上記のような骨折よりも『捻挫や亜脱臼の方が、一生涯付き合うような傷』になります。
☆『普通の骨折より捻挫の方が治りが悪い』ということです。
ちなみに、私の右肩は子供の頃に何度となく亜脱臼を繰り返しています。
右肩関節は亜脱臼したまま筋肉が固まってしまい、関節の可動域が小さいです。
今でも冷えたりすると、動かなくなり痛みます。
疲労が蓄積してくると、痛む場合もあります。
手術をすれば完治するかもしれませんが、整体業と日常生活は気をつければ支障が無いので、『保護して予防』をしています。
身体の使い方の注意や、保温することで、かなりの『予防』ができます。
ですが、一生涯においてこの肩の状態とは、付き合う必要があります。
『関節の亜脱臼と捻挫』を、甘く考えないで下さい。
一生涯の傷になり、『保護や予防』をしながらの生活になる場合もあります。
『捻挫と亜脱臼はセットです』
というお話しでした。
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