こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『先生ごめんね。1年前にお世話になっていましたが…』
89歳の再来院の女性の患者さんが言われます。
『私ね、〇○整形外科に通っていたの』
なるほど…(私)
『それで坐骨神経痛でしてね。ようやく楽になりました』
痛みを消すのに、1年間もかかってしまったんだ。(私)
『私は今、週に3回介護士さんに来て頂いているのです』
いや、素晴らしい決断をされたとおもいますね…(私)
これは、患者さんと私の会話の一部です。
私は、1年ぶりに来て頂いた患者さんから反省をしました。
私は1年前に、
『何故、ある提案をしなかったのか?』
について、反省したのです。
1年前、この89歳の女性は7回ほど連続で通って
下さったのです。
2~3日おきにです。
私が治療すると、良くはなります。
しかし、次回までに身体が維持出来ないのです。
それで、次の段階に行けないのです。
『良くして⇒戻って⇒良くして⇒戻って』
の繰り返しになるのです。
この方は1人暮らしでした。
御主人は亡くなっています。
娘さんが2人いらっしゃいますが、2人も嫁いでます。
車で30分近くの長女さんは、自営業で週に1度は
時間をさいて様子をみに来て下さいます。
次女さんは名古屋市に住んでいて、1時間半以上は
来るのに時間がかかりますし、いつもは来れません。
2人共にそれぞれの生活もありますから・・・。
御主人が健在の間は、89歳の女性も元気で気の張り
もあり、腰の痛みもありませんでした。
御主人が亡くなり、介護疲れもあり、腰痛が出始め
たのでした。
そらが悪化して坐骨神経痛になつてしまいました。
私がするべきだった提案とは、この女性に
『訪問介護を勧めるべきだった!』
ということです。
年齢が高齢ですから、私が治療をしても、
無理して家事をすることで、悪くなってしまいます。
良い状態を維持するためには、援助が必要です。
娘さんの代わりになる人を提案するべきだったのです。
(残念ながら、その時は思いつきませんでした・・・)
どこか自分自身に遠慮があって、他人の家庭事情に
『出しゃばってはいいけない』
という思いがありました。
患者さんのためには、言うべきことは言うべきでした。
やるか、やらないかは患者さんが決めることです。
私はたった1つの提案をするべきでした。
自分の性格の中に、今の時代の水臭さを感じました。
反省しました・・・
悔しさがこみ上げます。
こらからは、皆さんにもご提案をします!!!
それが、患者さんとり、耳障りなことであっても。
それが本当の『治療』だと思いました。
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