こんにちは。
大垣駅北口徒歩10分、バロー西隣すぐ、
『腰のプロフェッショナル』
無痛整体源喜堂です。
『足が老化すると何が起きるのか?』
という内容で書きたいと思います。
〇皮膚の乾燥と脂肪の硬化
人間が歩くとき、足には体重の2~3倍の負荷がかかるといわれています。
体重60キロの人であれば、歩くたびに左右の足に100キロを超える負荷がかかっているということです。
1日のトータルで見ると、負荷はトン単位になります。
その負荷を受け止めるのが足の裏です。
足の裏の角質層は体の中で一番厚い部分ですが、その分乾燥しやすいといわれています。
老化によって皮膚から水分が失われると、弾力性がなくなります。
そうなると歩くときに、地面からの衝撃を吸収できなくなってしまい、足の骨にダメージを受けることになります。
また脂肪も、弾力性を失って硬くなることで、フローリングなどの硬い床の上を歩くときにクッションの役割を果たせず痛みを感じるようになります。
〇爪のトラブル
もともと爪には丸く巻く性質があり、下方向から負荷をかけることで爪を広げています。
そのため、使わない指ほど巻き爪になりやすいのです。
足の爪も同じで、ふだん歩くときに下から体重をグッとかけて広げているため、歩行が減ると巻き爪になってしまうのです。
〇動脈硬化
血管の壁が硬く厚くなり、血液の通り道が狭くなる動脈硬化。
心臓や脳で起こるイメージが強いですが、足も同様です。
血液の酸素が十分に行き届かず、しびれや冷えを感じたり、長く歩いたときにふくらはぎに痛みを生じたりしてしまいます。
この状態は、いわば足の狭心症。
放置すると壊死にもつながる危険な症状です。
〇足のむくみ
ふくらはぎに一定の筋肉量があり、血液のポンプ機能を担っていますが、筋力が弱くなると血液を心臓に押し返すパワーが減り、足がむくみやすくなります。
さらに、歩く機会が減って室内に座りっぱなしだと血液循環がうまくいかず、むくみは悪化。
高齢になるほどむくみに悩まされる傾向があります。
〇アーチの低下と変形
足の土踏まずを形づくっているアーチ。
足の筋力が弱ってくると、アーチが低くなり外反母趾やタコができやすくなります。
片側だけアーチが低くなって左右の足の長さが違っている方もいます。
そのぶん膝や腰でバランスをとることになるため、体全体のバランスが歪んでいき、腰痛の原因にもなります。
〇関節可動域の低下
足首の関節可動域が狭い、いわゆる『足首が硬い』人は、歩くときに足首がスムーズに曲がらず不自に体重がかかります。
結果、歪みやタコ、しびれといったトラブルにつながることも。
関節と筋肉はつながっているので、ストレッチをして筋肉を伸ばすことで、足首が柔らかくなり歩行がスムーズになります。
〇筋力の低下
足の筋力が落ちると、先述のとおりアーチが低くなってしまったり、足首の関節が硬くなったりするほか、歩くときに踏ん張りきれす転びやすくなる恐れがあります。
転んで骨折し、寝たきりになる高齢者もいるため、普段から運動を意識して、足の筋力をキープすることはとても大事です。
『足が老化すると何が起きるのか?』
という内容でした。
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